どうも、こんにちは。つぶまめです。
今回は、iPhoneユーザーならだれもが知っている「アクティベーションロック」についてです。
…iPhone使ってるけど知らないぞ!?という方、下手するとトラブルに巻き込まれる可能性がありますよ!
iPhone…素敵な響きですね。
私はソフトバンクでiPhoneを使っております(ちなみにiPhone 6 (64GB)です)。
大学2年の頃まで、auのガラケーを使い続けていた私でしたが、就職活動をする際にスマートフォンが便利だと聞きつけ、
どうせ買うならiPhoneを買おう!ということで購入してからというもの、iPhoneの使いやすさに慣れてしまい、メインで使っていたガラケーを解約してiPhoneを使うようになりました。
とても便利で、素敵ですよね。iPhone。
…端末代金がべらぼーに高いですけどね^^;
さて、そんなiPhoneには「アクティベーションロック」という機能が備わっています。
なにそれ?という方には朗報です。この記事を最後までご覧いただければ、内容がわかります。
それでは、早速参りましょう。
アクティベーションロック:第三者に使われないようにする機能
早速結論から参りましょう。
アクティベーションロックとは、iPhone等を紛失してしまったり、盗まれてしまったとしても、第三者に使われないようにロックできる機能のことです。
実はiPhoneには、「iPhoneを探す」という捜索機能が備わっています。
この機能を有効にしていると、PCや他のAppleデバイスから、そのiPhoneの「現在地」を知ることが出来ます。
その機能をオンにすると、この「アクティベーションロック」という機能も自動的に有効となり、仮に誰か知らない人にiPhoneを拾われてしまったとしても、『自分だけしか知らないパスワード』を入力しない限りは使えない、という状態にすることが出来ます。
アクティベーションロックの解除方法
アクティベーションロックがかかっている端末を普通に使うためには、
そのiPhone(正確にはその端末からログインしているiCloud)に設定されている「Apple ID」と「パスワード」
を入力する必要があります。
これらが入力できないと、アクティベーションロックは「ほぼ100%」解除することはできません。
アクティベーションロック有効時に「出来なくなること」
それでは、アクティベーションロックを有効にしている時に「出来なくなること」を簡単に見ていきましょう。
- デバイス上で「iPhoneを探す」がオフに出来なくなる
- つまり、第三者によって、捜索機能をオフにされない、ということですね。
- デバイスのデータが消去できない
- あなたの大事なデータを消されてしまうことがありません。
- 再アクティベートして使用出来ない
- これはつまり、勝手に初期化(購入時の状態)されて再設定されることを防ぎます。
こんなところでしょうか。
要するに「誰かに拾われたとしても、勝手に設定を変えたりデータを消したりされませんよ」ということですね。
逆に言えば「誰かのiPhoneを拾ったとしても、好きなようにいじれませんよ」とも言えます。
iPhoneを無くしてしまった時の対応方法
さて、ここまででなんとなく「アクティベーションロック」についておわかりになりましたでしょうか?
更に簡単に言ってしまうと、
アクティベーションロックがかかっている時=iPhoneを探すがオンになっている状態
ということです。
そして、この「iPhoneを探す」という機能、それはPCから端末の「現在地」を調べることが出来ます。
その方法をお伝えいたします。
目次-必要な所だけクリックして見て下さい-
その1:PCから「iCloud.com」、もしくはiOS Appから「iCloud」にアクセス
iPhoneをなくしてしまった…!!!
そんな時でも慌てずに「iCloud.com」にアクセスしましょう。
もしくは、他にiPad等のデバイスをお持ちであればアプリで「iPhoneを探す」を押してみましょう。
アクセスすると、あなたの「Apple ID」と「パスワード」の入力を求められます。
正しいIDとパスワードを入力してログインすると、早速マップが表示されます。
(マップが表示されていない場合は、左上の「iPhoneを探す」をクリック→その中にある「iPhoneを探す」を押すとマップが表示されます)
そのマップが表示されている箇所は、なんと「iPhoneを探す」がオンになっている端末の現在地となります!
あくまでおおよその位置なので少し位置はずれていたりしますが、それでも高性能の場所検索機能です。
置き忘れ、等であればこの機能を使うだけで見つけることが出来そうですね。
その2:無くした端末を「紛失モード」にする
上記で調べてみてもすぐにはその場所に向かえない、という事もあるかと思います。
その間に誰かに拾われてどこか知らないところに行ってしまったら…ということを防ぐために自分自身の連絡先を表示させましょう。
そんな機能が「紛失モード」です。
先ほどの「iCloud.com」にログインをしてマップを表示させましょう。
すると、真ん中上の方に「すべてのデバイス」という項目があります。
それを押すと、現在ログイン中の「Apple ID」と紐づけされている端末が表示されます(恐らく画面右側に表示されるものがあると思います)。
その中には下記の3つの項目が記載されているかと思います。
- サウンド再生
- 紛失モード
- iPhoneの消去
この中の「紛失モード」を押しましょう。
すると、あなたの連絡先を入力する画面が表示されますので、連絡してほしい電話番号を入力します。
次に進むと、好きなメッセージを入力することが出来ます。
すでにデフォルトメッセージが入っていますが、その部分を好きな様に変更することが出来ます。
例えば、「〇〇県〇〇市のイトーヨーカドーに持ってきてもらえませんか!?」等、場所を指定したり、
余りに場所が遠い場合は郵送先を記載したりすることができます。
(ただし、住所記載の場合、相手が本当に悪い人だと悪用されかねないので推奨は致しません)
また、「紛失モード」にした場合、4~6文字のパスコードロックがかかります。
これは、既にご自身で設定されているパスワードとなります。
パスワードなんてかけていないよ!という方は、上記の方法で設定を変えることが出来るはずですので試してみてください。
ちなみに、私のiPhoneで紛失モードにした時のスクリーンショットを撮ってみました。

こんな感じです。
応用編:現在地についたら音を鳴らしてみる
上記の手順で「紛失モード」に出来ましたでしょうか?
ここで、他のボタンも押してみましょう。
「サウンド再生」を押すと、無くしているiPhone等からだいぶ大きな音が鳴り響きます。
これを活用することで、仮にどこかに置き忘れてしまった時や落としてしまった時でも、どこに端末があるかすぐにわかりますね。
応用編:iPhoneの消去
上記と同様に、今度は「iPhoneの消去」を押してみましょう。
押すと、iPhoneのデータが全て消えます。
…突然消えるなんてことはありませんよ。
驚かせてしまってすみません^^;
この機能を使うことで、どうにも見つからなさそうなiPhoneのデータをすべて消去することが出来ます。
どうしても見つからなさそうなときはこの機能を使いましょう。
アクティベーションロックを外す必要がある時
こんなに便利なアクティベーションロックですが、外す必要がある場合もあります。
それは、下記のような場合です。
- iPhoneを誰かにあげる時(譲渡)
- iPhoneを修理サービスに出す時
- iPhoneを下取りサービスに出す時
以上、3パターンです。
アクティベーションロックとは「あなただけが使える状態にする」ことを目的にしたものです。
もっと言えば、第三者が扱えないようにするためのパスワードロックです。
上記のパターンでは、いずれも第三者が触る必要があるため、アクティベーションロックを外す必要があります。
また、譲渡や下取りを行う場合は、アクティベーションロックを外した後に必ず「端末の初期化」も行いましょう。
アクティベーションロックの外し方
上記で何度も出てきていますが、
アクティベーションロック=「iPhoneを探す」をオンにする
です。
逆に言えば、「iPhoneを探す」をオフにすれば、アクティベーションロックも機能しなくなります。
その設定方法については下記をご覧ください。
- iPhoneホーム上「設定」をタップ(押す)
- 「設定」をタップしたら「iCloud」をタップ
- 一番下にある「サインアウト」をタップ
- パスワードを入力
これでサインアウトが完了します。
iTunes StoreやApp Storeに対してもApple IDでログインしている場合は、別途サインアウトする必要があります。
- 設定をタップ
- 「iTunes StoreとApp Store」をタップ
- 上部の「Apple ID」をタップ
- 「サインアウト」をタップ
これでサインアウトは完了です。
端末の初期化方法
次に、端末の初期化についてです。
これは、「工場出荷状態」ともいえる状態にすることで、iPhone内のデータをすべて消去して買った当時の状態に戻すことを指します。
- 設定をタップ
- 「一般」をタップ
- 一番下にある「リセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- 「iPhoneを消去」をタップ
- 再度確認画面が表示されるので「iPhoneを消去」をタップ
これにて端末の初期化が完了です。
成功していると、iPhoneの初期設定画面である「こんにちは」という画面が表示されているかと思います。
この状態であれば、譲渡や下取りに出すことが出来ます。
修理に出す場合は初期化まで行う必要はありませんが、アクティベーションロックは必ず外しましょう。
また、修理においても第三者が触るということになりますので、データを見られたくないという場合や万が一、データが消えてしまった時に備えて、「iTunes」等につないで、事前にバックアップを取っておきましょう。
Apple IDのパスワードを忘れてしまった場合
Apple IDのパスワード、実はあいまいだったりしませんか?
最近では「指紋認証」の機能も備えており、実際にパスワードを入力する機会は減ったように感じます。
入力する機会が減るとどうなるか、というと、人間はどんどん忘れていってしまいます。
Apple IDは是非とも安全なところで保管しておきたいところですが、万が一忘れてしまったり分からなくなってしまった場合は、Apple ID アカウント管理ページにログインしましょう。
そこで、「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をクリックします。
そうすることで、下記の2通りのパターンから、パスワードの再設定を行うことが出来ます。
- 登録してあるメールアドレスにパスワード変更のリンクを送ってもらう方法
- セキュリティ質問に答える
これらによってパスワードを再設定して、今後は忘れないように保管するようにしましょう。
また、上記でも不明な場合は「Appleサポート」へ問い合わせてみるのも良いかと思います。
(ただ、知人は問い合わせてみたところ2時間~3時間は待たされた、と言っていました…)
注意点
さて、ここまでアクティベーションロックについてを書いてきましたが、ここで注意点です。
特に、iPhoneを誰かに譲る(もしくは売る)時は注意が必要です。
必ずアクティベーションロックを外してから、
端末の初期化を行いましょう!!
これ、すごく大事なので気を付けましょう。
なぜかというと、アクティベーションロックを外さずに端末の初期化を行った場合、再設定を行う時に必ず「Apple ID」の入力を求められます。
それがどういうことかというと、元々使っていた人しかわからない「Apple ID」を、他人が知る術はありませんので、ロックを外すことが出来ず、ただの使えない端末が手元に残るという事になってしまいます。
もちろん、元々の持ち主の方にApple IDとパスワードを聞き出すことが出来れば問題はありませんが、これもなかなか手間がかかるかと思います。
特に今は「格安SIM」「格安スマホ」「MVNO」といった事業者の登場で、中古端末の売買も盛んに行われています。
その為、「ネットで安く端末を仕入れたけどアクティベーションロックが解除されていない…しかも販売者とも連絡が取れない…」というようなケースが結構発生しています。
ですので、
必ずアクティベーションロックを外してから、
端末の初期化を行いましょう!!
まとめ
今回は、意外と知らない人も多い「アクティベーションロック」についてまとめてみました。
アクティベーションロックをかけておくことによって、仮に端末を紛失したとしても第三者に悪用され鵜ことがなく、
また、端末が手元に戻ってくる可能性も高まります。
特に事情がない限りは、アクティベーションロックを適用=「iPhoneを探す」をオンにしておきましょう。
また、端末の譲渡や下取り等に出す場合は必ず、①アクティベーションロックを外す、②端末の初期化、という順番で行うようにしてくださいね!
一応、ネットで検索をすると「Apple ID パスワード 強制解除」という内容の記事も出てきますが、バグを利用した方法の為、推奨いたしません。
そうならないように、Apple IDとパスワードは自分が覚えておきやすい内容にしておきましょう!
ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください!
私、つぶまめが24時間以内にお応えいたします。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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