どうも、つぶまめです。
皆さんはご自分の携帯電話の「料金プラン」について、しっかりとご理解されていますか?
しっかりと理解していないと、思わぬ高額請求が来たりするかも…!?
この記事を見て、しっかりと学んでおきましょう。
さて、今回も例に沿って「Softbank」の料金プランを取り上げていきたいと思います。
まず、契約内容というのは、下記の大まかな項目によって分けられています。
- 基本料金(通話にかかわるもの)
- インターネット接続サービス(メールとウェブを見るために必要なもの)
- データ定額パック(メールを送ったりウェブサイトを見る時に行われるパケット通信にかかわるもの)
- その他(あんしん保障サービス等のオプションサービス)
今回は、それぞれについてをご説明していこうと思います。
目次-必要な所だけクリックして見て下さい-
基本料金について
基本料金とは、その名の通り、ご契約内容の基本となるプランのことを指します。
現在、SoftBankで加入できる基本料金は下記の2通りです。
- スマ放題プラン
- ホワイトプラン
それぞれを見ていきましょう。
スマ放題プランとは?
スマ放題プランとは、いわゆる「通話し放題プラン」のことを指します。
こちらは2種類あり、あなたの通話時間によってどちらかを選ぶことが出来ます。
スマ放題プラン…2,700円
- 24時間、すべての国内通話が無料。
- 2年契約で2,700円(税抜)。
- ソフトバンク同士のSMS(電話番号を使うショートメッセージ)の受信料・送信料は無料。
- 他キャリアへのSMSの受信料は無料、送信料は3円/1通。
- 普通のメールを送るときは後述のデータ定額サービスに含まれる。
スマ放題ライトプラン…1,700円
- 1回5分以内の通話であれば24時間すべての国内通話が無料。
- 2年契約で1,700円(税抜)。
- データ定額ミニ2GBは選択できない。
- 5分を超えた通話に関しては、20円/30秒の通話料が発生。
- ソフトバンク同士のSMS(電話番号を使うショートメッセージ)の受信料は無料、送信料は3円/1通。
- 他キャリアへのSMSの受信料は無料、送信料は3円/1通。
- 普通のメールを送るときは後述のデータ定額サービスに含まれる。
現在はどのキャリアも基本的には通話し放題プランが前提でご説明されるかと思います。
どちらのプランを選択されるかの目安としては、「5分以上の通話が多いか少ないか」で判断されると良いでしょう。
ちなみに、通話し放題ライトプランを選択しているときに5分以上通話した場合の通話料は「20円/30秒」です。
1分超えると40円分の通話料が請求されてしまいますので、注意しましょう。
ホワイトプランとは?
ホワイトプラン…934円
上記の「スマ放題プラン」が出るまでは、こちらのプランが主流でした。
ソフトバンク同士であれば、1時~21時までの間の通話料は無料というプランです。
21時以降1時までの間は、20円/30秒の通話料が発生します。
また、他キャリアについても同様に20円/30秒の通話料が発生します。
こちらは2年契約で934円で済みます。
インターネット接続サービスについて
ウェブ使用料…300円
次にインターネット接続サービスについての説明です。
こちらは現在「ウェブ使用料」という項目で説明がなされます。
少し前までは「S!ベーシックパック」という名前でした。
こちらの方が聞き馴染みのある方も多いかもしれませんね。
これはMMS(メール)の送信や、インターネットを閲覧するために必須のサービスとなります。
旧世代の、いわゆるガラケーと呼ばれるものであれば、このサービスをつけなくとも運用が可能ですが、
iPhone や Androidスマートフォンをお使いになる場合、こちらは加入が義務付けられているサービスです。
こちらは上記のプランのように種類はなく、ウェブ使用料一択のみとなります。
データ定額サービスについて
データ定額サービスとは、ちまたでよく聞く「〇〇GBまで使える!!」等のことを指しています。
データ定額サービスは、その使える量によって金額が違い、あなたの使い方によって選択することが出来ます。
また、スマ放題専用のデータ定額サービスと、ホワイトプラン専用のサービスとでわかれています。
スマ放題専用データ定額サービス
- データ定額ミニ1GB…2,900円
- データ定額ミニ2GB…3,500円
- データ定額5GB…5,000円
- ギガモンスター20GB…6,000円
- ギガモンスター30GB…8,000円
上記の数字のGB(ギガバイト。容量のこと)までご利用いただけます。
なお、仮にデータ定額5GBを選択して利用しおり、その5GBを超えてしまうと「速度制限」がかかります。
この「速度制限」がかかるとインターネットにつなぐのに異様に時間がかかったり、動画の画質が悪くなったり、非常にストレスがかかります。
その場合は、My SoftBank(ソフトバンク契約者の専用ページ)にて、「容量の追加(有料)」を行うと速度制限が解除されます。
料金については下記をご覧ください。
- 1GB…1,000円
- 0.5GB…550円
ホワイトプラン専用データ定額サービス
- パケットし放題フラット for 4G LTE(iPhone専用)…5,700円
- パケットし放題フラット for 4G(Androidスマートフォン専用)…5,700円
ホワイトプランの場合、上記のデータ定額サービスのみの選択になります。
3Gガラケーをご利用中で「電話出来るだけで構わない」という方は、これをつけないことも可能ですが、
iPhone や Androidスマートフォンをご利用される場合は、必ず加入する必要があります。
上記どちらも、ひと月当たり7GBまで使うことが可能で、それを超える場合は速度制限がかかります。
速度制限解除については、上記スマ放題専用データ定額サービスと同様です。
その他
最後にオプションです。
こちらは、携帯電話が壊れてしまった際に保証が効く「あんしん保証サービス」や、
留守番電話機能を設定できるようになる「留守番電話プラス」、
といった、各種内容のオプションサービスがあります。
多種多様のオプションサービスがあるため、項目ごとの説明は省きますが、下記の保証サービスについては注意点があります。
- あんしん保証パック
- Apple Care+
これらの保証サービスは「端末購入時」でないと加入することが出来ません。
ー注意ー
2018年4月現在、加入できる保証サービスは「あんしん保証パック with AppleCare Services」だけになりました。
詳細はあんしん保証パック with AppleCare Servicesに入る必要がない理由でまとめていますので、こちらをご覧ください。
例えば、端末を新たに購入したけどその時は入らず、後から入りたいなーと思っても加入することはできません。
そのため、もし故障などの心配をされるのであれば、加入しておいた方が良いでしょう。
ちなみに私は加入していません。
毎月700円程度×24か月=約16,800円ほどを支払うよりは、ケースや保護フィルム等を購入した方が安上がりで済むからです。
それでも壊れてしまった場合は、やむを得ないのでちまたの修理サービスを利用しようかと思っています。
いずれにしても、壊れるかどうかわからない携帯電話の保証サービスを支払うのは無駄そうに感じたので、私は今後も加入しないですね。
法人であれば、名義は法人で支払者は法人になりますので、つけられるのであればつけておいた方が良いかもしれませんね。
なにせ、業務で利用する携帯電話ですから、故障してしまったら仕事にならない場合も往々にしてあると思います。
そうならないためにも、法人名義であれば保証サービスをつけておくことをおすすめします。
注意点
月月割が適用されない場合があります。
データ定額ミニ1GBを選択した場合、機種ごとに設定されている「月月割」が適用されなくなります。
契約中のソフトバンク携帯電話の料金プランを、データ定額ミニ1GBに変更した場合、その月より「月月割」が適用されなくなります。
上記基本料金の価格は「2年契約」の場合の価格です。
ちょこちょこと出てきていますが、上記価格は「2年契約」をした場合の価格です。
「2年契約」とは、購入月の翌月を1か月目として、『24ヶ月間使い続けてくれるなら基本料金から1,500円割り引きますよー』という内容です。
ちまたでよく聞く「2年間縛られる」とはこのことを指します。
よく「端末代金を支払い終わるまでが2年だから、それが終わらないと機種変更できない」等と聞きますが、厳密には違います。
携帯電話の料金プランのイメージは「競泳用のプール」

イメージとしては、「競泳用のプール」のような感じでしょうか。
上記イラスト、描いてみました。
基本料金(スマ放題プラン、ライトプラン、ホワイトプランのこと)…通路
プールに入るまでの通路です。
通路(基本料金)の選択によって、入れる競泳用プール(データ定額サービス)の種類が変わります。
ウェブ使用料…プールに入るための入水料
プールに入るための入水料のイメージでしょうか。
通路(基本料金)を進んで、入水料(ウェブ使用料)を支払うことによって、競泳用プール(データ定額サービス)に入ることが出来ます。
データ定額サービス…プールの長さ
選んだデータ定額サービスの種類(料金)によって、泳げる距離、長さ(容量を指す)が変わります。
容量いっぱいまで泳ぎ切ってしまって物足りない時(速度制限時)は、追加料金を支払うことによって、また泳ぐことが出来ます。

こう考えると、わかりやすくなるかもしれませんね(逆にわかりづらくなってしまったらすいません)。
これらのことを知っておくと「自分は割と長い時間通話するからスマ放題プランにしよう」や、「基本的には電話受ける専門だからホワイトプランでいいかな」といった具合に選択することが出来ます。
「2年契約」の場合、更新月以外での解約は解除料金が発生します。
更新月、と呼ばれる月以外での解約や、MNP(番号ポータビリティ)にて転出を行うと解除料金が発生します。
解除料金は9,500円です。
更新月は契約月の翌月1か月目として、24回目の月と25回目の月のことを指します。
例
2017年1月10日に契約した場合、2017年2月が1か月目。
更新月は2019年2月と3月になる。
更新月であれば、上記の解除料金は発生しません。
まとめ
- スマ放題の場合
- スマ放題プラン+ウェブ使用料+データ定額パック
- スマ放題ライトプラン+ウェブ使用料+データ定額パック
通話し放題プランを選択した場合、上記のような組み合わせでしか選択することが出来ません。
スマ放題+ウェブ使用料+パケットし放題フラット、といった組み合わせはできません。
- ホワイトプランの場合
- ホワイトプラン+ウェブ使用料+パケットし放題フラット for 4G LTE
ホワイトプランの場合、基本的にこれ以外の組み合わせはありません。
ご不明な点や、相談事などがあればお問い合わせフォームより、ご連絡下さいませ。
48時間以内にはご返答を差し上げます。
それでは、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!
法人携帯の料金を下げたいとお考えのご担当者様はコチラからご相談ください。
業務用ガラケーのご用意もございますので導入コスト・維持コストを節約したい方におすすめです。